ロボット教室とプログラミング教室を両方とも体験して、親の僕が楽しくなっているにしひこです。
- ロボット教室とプログラミング教室の違いは?
- それぞれ具体的にやることはなに?
- ロボット教室とプログラミング教室はどっちがいいの?
こういった悩みを持っているあなたに回答すると、こうです。
ロボット教室でもプログラミング教室でもどちらもプログラミングは学べます。
僕のおすすめはロボット教室ですが、こどものタイプによって決めるのが一番です。
僕は現役システムエンジニアとして仕事でプログラミングに携わっており、副業でもプログラミングを行ってます。
その僕とこどもがロボット教室とプログラミング教室の両方体験し、こどもをロボット教室に通わせています。
そこから分かった、
- ロボット教室とプログラミング教室の違い
- 子供のタイプ別!
ロボットorプログラミング教室のおすすめ診断 - おすすめのロボット教室、プログラミング教室
という上記3点をこの記事であますことなくお伝えします。
読み終わることには、
と思えてくると思います。
ちゃんとお伝えしようとしたら、少し長めの記事になりました。
気になるところから読み始めてみてください!(以下のリンクから記事に)
ロボット教室とプログラミング教室は習い事させたいアンケートで上位ランクイン
プログラミング教室は、こどもを持つ親が習わせたい習い事でトップになってきています。
近年のアンケート調査から
- 保護者同士の間で話題になった習い事
- 今子供に通わせたい(させる予定)習い事
で、なんと1位になっているのがプログラミング教室です。
(引用元:PRタイムズ)
安倍首相が「IT技術やプログラミングは現代の読み・書き・そろばん」という発言までしています。
(参考:https://www8.cao.go.jp/cstp/tougosenryaku/index.html)
重要性が高まっているロボット教室、プログラミング教室は近年増加傾向
習わせたい親が増えていることもあり、ロボット教室やプログラミング教室はが近年急増しています。
ロボット教室やプログラミング教室は2023年までに、今の2倍以上の教室数になるという調査結果。
ただ、ロボット教室の生徒数は実際増えていて、ロボット教室の先生の数も増やしているとのことでした。
学校のプログラミング教育はまだまだ発展途上
2020年度から小学校でプログラミング教育がはじまりました。
また2021年以降も中学校、高校でプログラミング教育がはじまります。
はじまったばかりの授業のため、進め方やカリキュラムも決まっていないと、まだまだ不透明な状況です。
もちはもち屋というようなことわざがあるように、教えてもらうのは十分に準備されているほうが良いと考えます。
ロボット教室とプログラミング教室の違いを5つの観点でチェック
ここからはロボット教室とプログラミング教室の違いについて説明していきます。
違いを確認した後に
- 子供のタイプ別、ロボット教室 or プログラミング教室のどちらが良いか
- おすすめの教室3選
を紹介していきます。
ロボット教室とプログラミング教室の違いは、以下の5つの観点でチェックしていきます。
- 授業内容
- 通える年齢
- 身につく力
- 教室を卒業したあと発展してできること
- 料金/価格
それぞれ説明していきます。
1.授業内容の違い
授業内容はロボット教室とプログラミング教室で以下のとおり違います
- ロボット教室:ロボット作る&プログラミング
- プログラミング教室:パソコンなどで動くゲームやアニメーションを制作
どちらもプログラミングを勉強することは可能です。
大きく違うのは、プログラミングで動かすものが違います。
- ロボット教室:ロボット
- プログラミング教室:ゲームやアニメのキャラクター
詳細を説明しますね
ロボット教室はロボットを動かすためにプログラミングをする
ロボット教室では、まずお題のロボットを作り上げます。
その後、自分のイメージした通り、ロボットが動くようにプログラミングを行います。
思ったように動かないことがあれば、
- ロボットの見直し
- プログラミングの見直し
ということを行いながら、ロボットの完成へ進めていきます。
またロボット教室では、
- ものづくりを体験できる
- 理科や算数の内容も学べる
ということも大きなポイントです。
はじめは出された課題を元にロボットを作ってきますが、そのあとは自分で考えたロボットを作っています。
- 自分がイメージしたロボットを
- 好きなブロックを使って
作っていくためとてもたのしんで取り組んでいます。
また、ロボット教室では以下の部品を使ってロボットを作ります
- モーター
- センサー
ロボット教室では「目的地まで進める車を作る」という課題があります。
車を動かすことを考える過程で
- 進む距離
- 進む速さ
- 走らせる時間
という、算数でならう「距離/時間/速さ」を事前に勉強できます。
プログラミング教室はゲームやスマホアプリを動かすためにプログラミングする
プログラミング教室では、動したいキャラクターを準備します。
そのキャラクターをゲームやアニメの中で動くようにプログラミングを行います。
動かす時には、
- パソコンのキーボード/マウス
- タブレットやスマホの指タッチ
という操作で動くように準備します。
プログラミングをはじめて触るクラスでは、スクラッチというソフトを使って習うことが多いです。
スクラッチはビジュアルプログラミングと言って、キーボードを使わずマウスだけでプログラミングができます。
そのため小さな子供でもプログラミングが取り組めるということで普及しているソフトです
<div class=”concept-box5″><p>
【保存版】ビジュアルプログラミングってなに?をSEが解説しました
</p></div>
また、スクラッチを使いながら子供達に人気なマイクラ(マインクラフト)を使うコースもあります。
自分がプログラミングした内容で、マイクラの中に建物を作ることができるのがとてもおもしろいようです。
2.通える年齢の違い
ロボット教室とプログラミング教室はどちらも小学生がメインターゲットです。
ただ、通い始めることができる年齢が違います。
ロボット教室:小学校1年生から(年長から可能なところもあり)
プログラミング教室:小学校3年生から
早く通い始めることができるのはロボット教室です。
プログラミングを少しでも早く学ばせたいということであればロボット教室がおすすめです。
ロボット教室は保育園・幼稚園から通える
ロボット教室はものづくりの要素も多く、保育園の年長から通うことができる教室もあります。
実際に僕の子供が通っているロボット教室は、年長から通えます。
毎回配られるテキストは、全てひらがなで書かれています。
そのため、ひらがなが読めば通うことができます。
参考サイト:【徹底解説】自考力キッズの口コミ・授業内容を全部見せちゃいます
プログラミング教室は中学生からも継続できる
プログラミング教室は小学校3年生から通い始める事が多いです。
ただその後発展性がとても高いため、中学生以降も教室に通い続けることができます。
その後も継続して学ぶことができるのが、プログラミング教室のいいところです。
3.身につく力を比較
続いて、 ロボット教室とプログラミング教室で身につく力を比較していきます。
プログラミングを行うため、どちらの教室でも以下の能力が身につきます。
- 論理的思考力
- 集中力
- 問題解決力
上記の力以外で、身につく能力が違う点があります。
ロボット教室は加えて、空間把握能力が身につく
ロボット教室はロボットを作っていく中で「空間把握能力」が身につきます。
テキストが用意されているとはいえ、それを見ながら自分で考えてロボットを作ります。
・今がどういう状態になっているのか
・次はどういう状態にしたいのか
ということを考えて作るのは頭の体操になるようです。
プログラミング教室はパソコンやスマホの知識が身につく
プログラミング教室では、パソコンやスマホで動かす物を作ります。
そのためパソコンやスマホの周辺知識が身につきます。
これからパソコンやスマホは必ず使っていく必要があります。
4.発展して出来ることが違う
プログラミング教室とロボット教室では、卒業後に発展してできるようになることが違います。
ロボット教室:ロボットの専門家、自動車などの自動運転
プログラミング教室:Webアプリ(ツイッター、Google)、スマホアプリ(メルカリ、ポケモンGo)
ロボット教室で使ったモーターやセンサーなど授業の経験をベースに、電化製品や乗り物などの設計などの進路に進むことができます。
一方でプログラミング教室は、同じく授業で作ったものを発展させたものを作ることができます。
身の周りで使っているスマホやパソコンのアプリは、プログラミング教室で習った内容がベースとなってます。
5.料金の差をチェック
最後に、教室に通う上で必要な費用についてチェックしていきます。
- スイミングやサッカーなどの習い事に比べれば少し高いのは事実です。
- ピアノや英会話教室などと比較すると大きく変わりはないと思います。
上記のような金額感であり、ロボット教室やプログラミング教室だけが、大きく高いということはありません。
具体的にどれくらいの費用がかかるのかは、これから詳細に説明していきます。
ロボット教室とプログラミング教室の価格の差はこちら
ロボット教室とプログラミング教室の価格の差をサクっとまとめてみました。
教室名 | 自考力キッズ | ヒューマンアカデミー こどもプログラミング教室 |
---|---|---|
入会金 | 11,000円 | 9,600円 |
初期費用 | 30,000円 (ロボット代) |
2,000円 (ファイル、バック代) |
月謝 | 10,000円 | 9,600円 |
ロボット教室に通う場合は、どうしてもロボットが必要になり、購入するケースが一般的です。
そういった初期費用分だけロボット教室は高くなってしまいます。
ロボットの教材を安く済ませれば値段の差は縮まる
ロボットの部品代だけ高くなると書きましたが、部品費を抑えることで値段の差は縮まります。
それは体験教室に通った後に申し込むという方法です。
体験教室に通った後にロボット教室に申し込むと、ロボット代が安くなることがほとんど。
ただ、安く済ませようと思ってメルカリなどで買うのはNG。
詳しくはこちらの記事に書いてありますのでぜひ参考にしてみてください。
参考記事:子供にピッタリなものが見つかる!ロボット教室で使う3大教材を紹介
安く済ませたいならプログラミング教室
少しでも安く抑えたいというのであればプログラミング教室がおすすめ。
一方で、プログラミング教室はパソコンやタブレットひとつあればできます。
そのため追加での費用がありません。
【子供のタイプ別診断】ロボット教室とプログラミング教室
ここまではロボット教室とプログラミング教室の違いについて説明してきました。
- それぞれの教室の違いはわかった。
- どっちがオススメなの?
- 自分の子供はどっちがあってるの?
という悩みについて解決していきます。
タイプ別診断としていくつか用意しました。
あなたのお子さんが当てはまるところがあれば、その教室がおすすめです!
工作や図工が好きならロボット教室
まず1つ目に、自分で何かを作ったり、図工の授業が好きなら間違いなくロボット教室がおすすめ。
最初はロボットの組み方/基礎を学ぶ必要がありますが、その後は自分の思い通りのロボットを作ることができます。
ロボットはパーツを組み上げて作っていくので、 工作や図工の時間にとても似ています。
手先が器用ならロボット教室
2つ目は手先が器用だったらロボット教室がおすすめです。
得意なことを伸ばして、子供の力や自信をつけていくのはとてもいいと思います。
学校や家庭以外の環境で、自分の力をつかって自信をつける経験はなかなかできるものではありません。
気づいたらレゴブロックで遊んでいるならロボット教室
3つ目は、レゴブロックが好きでしょうがないと言うこどもはロボット教室がおすすめです。
ロボットはブロックとパーツを組み合わせて作ります。
ブロックを組み上げるように作ると言っても過言ではありません。
レゴブロックにはまる=ロボットづくりにはまる
と、これまでの経験から思います。
ロボット教室にはレゴブロックを使ったロボット教室もあります。
ロボット教室によって使うブロックが違いますので詳細はこちらをご覧ください。
参考記事:子供にピッタリなものが見つかる!ロボット教室で使う3大教材を紹介
ゲームがめっちゃ好きならプログラミング教室
ゲームが好きなこどもだったらプログラミング教室がおすすめ。
ゲームをやることが好きだったら作ることも大体好きになります。
Switchなどで「マリオメーカー」というゲームがあるの知ってますか?
マリオメーカーは、自分の好きなようにステージを作って誰かにチャレンジしてもらうゲーム。
参考サイト:マリオメーカー(任天堂)
このゲームは小学生にめちゃめちゃ売れています。
ゲームを作るというのは小学生でもすごい楽しんでできるということです。
絵を描くのが好きならプログラミング教室
最後に、絵を描くのが好きなこどもはプログラミング教室がおすすめです。
プログラミングでは自分が描いた絵を動かすことができます。
また家を描くのが好きな子供は、絵本や物語が好きな傾向があります。
自分の描いたキャラクターが、物語のように動くのも間違いなくはまると思います。
僕のおすすめはロボット教室
おすすめのタイプを紹介してきましたが、僕のおすすめはロボット教室です。
ロボット教室では、実際のモノを触りながらプログラミングができます。
小学生ぐらいの子供にプログラムをイメージして作ってと言っても難しいのが現実。
あと、子供が通ってるロボット教室はパズルのコースがあります。
【まとめ】ロボット教室とプログラミング教室のちがい
ロボット教室とプログラミング教室の違いについて説明してきました。
改めてここで違いについてまとめておきます。
比較内容
授業内容
通える年齢
身につく力
教室を卒業したあと発展してできること
料金/価格
ロボット教室をおすすめする子供のタイプ
工作や図工が好き、手先が器用、気づいたらレゴブロックで遊んでいる
プログラミング教室をおすすめする子供のタイプ
ゲームがめっちゃ好き、絵を描くのが好き
おすすめのロボット教室とプログラミング教室3選
ロボット教室とプログラミング教室の違いが分かったところで、それぞれのおすすめの教室を紹介します。
興味を持った教室が身近にある場合は、まずは体験に行ってみましょう。
ロボット教室、プログラミング教室も実際に体験しないと実際の雰囲気がつかめません。
にしひこがおすすめするロボット教室3選
数あるロボット教室から3つを厳選しました。
- 自考力キッズ ← 僕の子供が通っている教室
- ヒューマンアカデミーロボット教室 ← 日本最大手のロボット教室
- リタリコワンダー ← カリキュラムがオーダーメイド
自考力キッズ
自考力キッズは
- パズル
- ロボット
- プログラミング
という3つを習うことができます。
自考力キッズを運営しているのは、アーテックという教材の老舗メーカーです。
ヒューマンアカデミーロボット教室
ヒューマンアカデミーロボット教室は、ロボット教室としては一番有名なところです。
日本全国に1400以上の教室数を持持つ、日本最大のロボット教室です。
ヒューマンアカデミーオリジナルのロボットパーツを用意しており、ロボットを作りたいという子供にとても人気です。
リタリコワンダー
リタリコワンダーは関東にしかありませんが、教室がどんどん増えてきている伸び盛りのロボット教室です。
リタリコワンダーの最大の特徴は、子供の興味/スキルに合わせてカリキュラムをオーダーメイドで作るというところです。
大体のロボット教室はカリキュラムが決まっておりそれに沿って進めます。
ただ、リタリコワンダーはそうではなく、
・子供のやりたいことに合わせた
・子供のスピードに合わせた
という形で、自分にぴったりのカリキュラムですすめることができます。
おすすめのプログラミング教室
こちらも同様にプログラミング教室の中から効果がありそうな教室を3つ選びました
- D-School ← マイクラコースがあるのはここだけ
- ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室 ← ロボット教室最大手のノウハウあり
- Z会プログラミング講座 ← 自宅で出来るプログラミング教室
D-School
D-Schoolはプログラミング教室の最大手の教室です。
以下のように様々なコースが用意されています。
- マイクラッチ/マイクラッチJrコース
- 英語プログラミングコース
特筆すべきは、マイクラを使ったプログラミングのコースはD-Schoolにしかありません!
ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室
こどもプログラミング教室はヒューマンアカデミーが開いています。
ヒューマンアカデミーといえば、ロボット教室が日本で最大手です。
ロボット教室のノウハウを十分に生かして作られたのがこどもプログラミング教室です。
こどもプログラミング教室の中でもレベル設定があり、
スクラッチを使ったビジュアルプログラミング
↓
英語を打つプログラミング
というように通う中で進化していきます。
Z会プログラミング講座
Z会プログラミング講座は、自宅にいながらプログラミングが学べます。
ただ、質問などがある場合は、Zoomなどの電話会議システムを利用して、先生の画面を見ながら話を聞くことも可能です!
オンラインでの勉強であれば
- 通学に付きそう必要もない
- 通学の時間分も勉強ができる
というメリットがあります。
オンラインでのプログラミング講座は別の記事でもまとめていますで、ぜひ参考にしてみてください。
参考記事:プログラミングで小学生向けのオンライン講座があるスクール・サイト・教材10選【無料あり】