こんにちは。子だくさんエンジニアのにしひこです。
- ロボット教室って全国大会があるって聞いたけどいつやってるのかな?
- どんな子が参加しているのかな?
- 実際に見に行ってみたいけどどうすればよいのかな?
こんな疑問を持っている人に向けて記事を書きました!
この記事で説明している内容を実施してもらうことで、ロボット教室全国大会の雰囲気/観戦方法/参加方法がわかります。
私もロボット教室の全国大会を見たことありますが、本当に大人顔負けで
と感じるレベルのロボットがたくさんあります。
ロボット教室やロボットプログラミングに興味を持っているママ・パパや子供には、ぜひロボット教室の全国大会を見てもらいたいと思います。
- ロボット教室の全国大会の開催時期
- ロボット教室全国大会の観覧申し込み方法
- 全国大会へ参加してみたいと思った時の進め方
- その他ロボット教室の全国大会情報
5分ほどで読める内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください!
ロボット教室の全国大会は夏休みの期間中で開催
ロボット教室の全国大会は夏休み期間の7月中旬~8月下旬で開催されます。
全国大会は各地区予選大会を勝ち抜いた生徒達が集まって行われる大会です。
各地区予選を勝ち抜いてきた生徒たちのレベルはとても高く、小学生ながら大人顔負けの技術力や観察力を持っている生徒達。
そんな生徒たちが持てる限りの力を使って挑む大会です。
1年に1回の開催ですが、2019年の大会は第9回目の大会で小学生のロボット大会の中では歴史が一番あります。
ヒューマンアカデミーロボット教室に通っている子供たちの大会
先ほどもお伝えしましたが、大会はヒューマンアカデミーが主催しています。
そのため、ロボット教室へ通っている生徒のみ参加できる大会になっていて、一般の小学生は参加できません。
全国大会はかなりのハイレベルの戦いになっている理由は
- 一般からの参加がないこと
- 予選を勝ち抜いて来た生徒のみ
ということが挙げられます。
大人が顔負けのスキルを持っている小学性ばかりの状態です。
ロボット教室の全国大会はアイデアコンテストとテクニカルコンテストの2つ
ロボット教室の大会は2つのコンテストから構成されています。
- アイデアコンテスト
- テクニカルコンテスト
テクニカルコンテストのほうが、
- 技術力
- ロボットを作り込む力
について高いレベルを求められるお題を設定されます。
また、アイデアコンテストは生徒が通う4つのコースに分かれて審査を実施し、コース毎に最優秀賞を決定します。
<ロボット教室のコース一覧>
-
- プライマリーコース
→1ヶ月~1年程度
-
- ベーシックコース
→1年~2年6ヶ月程度
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- ミドルコース
→2年6ヶ月~4年程度
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- アドバンスプログラミングコース
→4年~6年程度
※期間は目安です
他のロボット大会は全体で優秀賞などを決定することが多いですが、ロボット教室はコース毎に表彰します。
小学校低学年で表彰されるロボット教室の全国大会は、みんなにスポットライトが当たるチャンスがあるのでやる気が出ますね!
アイデアコンテストはお題に対するオリジナルロボットを紹介!
アイデアコンテストは決められたお題に対してロボットを作ります。
ただし、ロボットを作るだけでは終わりません。
大会では自分が作ったロボットの紹介を2分間で行います。
ロボットを紹介する時には、
- ロボットの名前
- ロボットの特徴
- どういうところを工夫したのか
- どこが大変だったのか
ということを審査員達に説明します。
2分間という限られた時間内でわかりやすく&簡潔に伝えるために
- スケッチブックに大きくロボット名を書く
- ロボットを拡大した写真を持つ
- 実際にロボットを動かしてみる
というような工夫を各生徒それぞれで考えてやってます。
テクニカルコンテストはスピード第一!
テクニカルコンテストは決められたコースを一番早く走り抜けるロボットを作った生徒が勝ちというシンプルなルールです。
ただし、走り抜けるだけでなく+αで課題が用意されており、
- 黒いラインのロボットに読み取らせてラインから外れない
- ゴールチェッカーを通ってゴールすること
- ゴール後には停止エリアで止まること
という細かい条件も設けられています。
動画を見てもらえればわかると思いますが、とても早いスピードで車が動いていてこちらも完全に大人顔負けです。
全国大会は地区大会を勝ち抜いた数人が出場
全国大会は各地方の地区大会での優勝者など勝ち抜いてきたメンバーが出場してます。
地区大会は全国6つの地域に分かれて開催されていますが、かなり狭き門。
2018年の全国大会へ出場した生徒の人数は、
- アイデアコンテスト:プライマリーコース 5人
- アイデアコンテスト:ベーシックコース 9人
- アイデアコンテスト:ミドルコース 6人
- アイデアコンテスト:アドバンスコース 6人
- テクニカルコンテスト:10人
と合計36人だけが出場しています。
ロボット教室に在籍している生徒数が約24,000人、そのうち地区大会へ出場するのが約1,000人。
全国大会出場は34人で、3.4%の割合です。
ロボット教室の全国大会2019年も無事終了
2019年のロボット教室全国大会も無事終了しました。
今年はYoutubeでの配信及び録画がされてます!
そのため今回の大会をダイジェストでなくフルで見ることができます。
これは2019年からの試みであり詳細まで見ることができるので興味があるところをクローズアップできる!
ぜひぜひYoutubeの動画を見てみてください。
ロボット教室の過去の優勝者とロボット
過去のロボット教室全国大会で優勝したロボットと動画を紹介します。
ロボット教室 全国大会 2018年 第8回大会
ロボット教室 全国大会 2017年 第7回大会
ロボット教室 全国大会 2016年 第6回大会
ロボット教室の大会を観戦するための申込み方法
ロボット教室の大会の観戦は通っていない親子でも大丈夫!
5歳~12歳(年中~小学校6年生)の子供がいる家族は申し込めば観戦可能です。
観戦をするための申込みは公式サイトから行います。
観戦するための料金はなんと無料!
地区大会・全国大会のどちらも観戦可能
大会の観戦は地区大会と全国大会のどちらでも見ることが出来ます。
全国大会のレベルが一番高く刺激も多くなりますが、東京での開催なのでなかなかそこまで足を運べないという家庭も多いはず。。。
2019年は地方開催が6ヶ所だったため、2020年も6ヶ所程度での開催が見込まれます。
地区大会エリア | 日付 | 開催場所 |
---|---|---|
中四国地区大会 | 7/24 | 広島 |
九州地区大会 | 7/26 | 福岡 |
西日本地区大会 | 7/28 | 大阪 |
北日本地区大会 | 8/1 | 仙台 |
関東地区大会 | 8/4 | 東京 |
中部地区大会 | 8/7 | 名古屋 |
どの大会も実施日から約1ヶ月前に申込み開始
観戦の申込みは6月中旬~7月上旬から開始されます。
ロボット教室の大会が徐々に人気が高まってきて、申し込み開始してから埋まるのが早くなってきました。
申し込みを確実にしたい人はスマホなどのスケジュール登録と、こまめな公式サイトチェックが必須です!
ロボット教室に参加したいと子供が思ったら
ロボット教室の大会へ行った後や、動画を見た後は
と子供が大体の確率で言い出します 笑
そんなときはまず本当にやりたいのかを確認します。
興奮している時に判断させるのはやっぱり危険ですので。。。
翌日に聞いてみてそれでもやりたいということであれば、ロボット教室の体験教室に通わせてみることをおすすめします。
ロボット教室で体験教室で実際に触ってみると、
ロボット教室おもしろいーー!もっとやりたいーー!
という子と
あれ?意外と思ったのと違う。。。
という子に分かれます。
まずはロボット教室に通って力をつけよう
ロボット教室の全国大会は出場できるのが0.15%と、とても狭き門です。
その全国大会へ出場するためには、
- ロボットを作る基礎能力をつける
- ロボットパーツで出来ることを理解する
- 身近な物をロボットで再現する力をつける
という力が必要になります。
その力を着けるためには、
- ロボット教室で新しいことを学ぶ
- 教えてもらったこと+自分のアイデアを活かして家で作ってみる
- 疑問点や出来なかったことをロボット教室で質問する
というサイクルを繰り返す必要があります。
ママ/パパもロボット作りを一緒に楽しむ
他の習い事でも同じだと思いますが、ロボット作りに親のサポートは欠かせません!
- 子供が作ってきたロボットをちゃんと見てあげてコメントする
- どうして良いか分からないと言ってきたら、わからなくても一緒に考える
- 出来たことを一緒に喜んであげる
ということが子供が意欲的に取り組む上で大事です!
まとめ
・ロボット教室の全国大会は年1回夏に開催
・地区大会は7月中旬~8月上旬の期間で実施
・各大会観戦はその1ヶ月前から申込み開始
・大会へ参加するにはまずはロボット教室体験からスタート
ロボット教室の全国大会はとても刺激の多い大会になっています、
多少興味がある親子さんは観戦してみると
ということが体験出来ると思います。
ロボット教室に興味がある人は観戦して損はありませんので、一度見てみてください!
おまけ:ほかのロボット教室の大会情報
エジソンアカデミーのアーテックの大会:URC
エジソンアカデミーや自考力キッズを運営する「アーテック」が開催する大会がURCです。
URCの正式名称は「ユニバーサルロボティクスチャレンジ」。
開催する目的は公式サイトに記載がありますので抜粋します。
本大会は小中学生を対象とした国際ロボット競技会です。
難易度のちがう2つの部門があり、ロボティクス初級者から上級者まで幅広く参加できるようになっています。
子どもたちがロボティクス技術への興味・関心を深め、仲間と学び合い、チームワークにより課題解決を目指す大会です。
ユニバーサルは「一般的な、万人共通の」という意味がありますが、
- ロボットの初心者~上級者の垣根を超える
- 日本やアメリカなどの国境を越える
とその名前の通り誰でも参加でき、チャレンジできるという国際的なロボットの大会です。
誰でも参加出来ると書きましたが、本当に誰でもオッケーです。
エジソンアカデミーや自考力キッズに通っていなくても参加可能。
そこが大きな特徴です。
2018年に開催されたURCの動画です。
見ているだけでも楽しくなりますよ!
レゴの世界大会:WRO
レゴブロックを使った世界大会もあります。
その名はWRO(World Robot Olympiad)です。
この大会もURCと同じで誰でも参加できるロボット大会でオープンになっています。
国際大会に参加するには、
- 各認定地区大会
- WRO 日本大会
- WRO 国際大会
というステップを踏んで大会に進んでいきます。
レゴを使ったロボット教室といえばリタリコワンダーですが、2017年のコスタリカ大会で日本の小学生が7位入賞しています!
→参考記事:ロボット世界大会で、世界7位になった小学生コンビ!
本当にすごいと思いますしみんなの励みになりますね!
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